2024/11/08 10:37
素材もデザインもさまざまな、愛らしいベビーブローチがイギリスから届きました。
ヨーロッパで赤ちゃんが生まれた時の誕生祝いや、キリスト教の洗礼式のお祝いなどに贈られたもの。
式典の時に赤ちゃんのガウンに付けたり、大人が装飾として帽子などに付けたりという用途もあったようです。
もとは赤ちゃん自身が身に着けることもあったベビーブローチですが、針がありお子様の使用には危険ですので、今回は大人の方が身に着けるもの、お子様の手の届かないところへの装飾としてのご紹介です。
今回入荷したブローチは1900年代前半頃のもので、大きさは一番大きいもので横が4cm強、それ以外は約3cm前後と小ぶりなものが多くなっています。
(↓下の画像のブローチは横3.4cm。バラの彫り模様が愛らしいです)
小さめですので、お母さま自身の帽子などに付けておしゃれなアクセントに。
身に付けなくとも、お子様の誕生記念として思い出のものと飾られても素敵です。
下の写真は、コレクションケース(標本箱)に、スチロールボードとリネンを敷き込み、細い待ち針でブローチを固定しています。
私は子どもが大きくなり、今は赤ちゃんでなくなってしまったので、見ているだけで生まれたばかりのころの子供たちや、そのころの赤ちゃんのお世話中心の生活をなつかしく思い出してしまいます。
長年ヨーロッパで受け継がれてきたベビーブローチ。
これまでも、これからも、ずっと残るものだからこそ、思い出や思い入れの詰まったアイテムになりますね。
ぜひ、お気に入りを見つけてみてくださいね。